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「この先にね、月に一番近い場所があるんですよ」。死に場所を探す男とタクシー運転手の、一夜のドラマを描く表題作。食事会の別れ際、「クリスマスまで持っていて」と渡された黒い傘。不意の出来事に、閉じた心が揺れる「星六花」。真面目な主婦が、一眼レフを手に家出した理由とは(「山を刻む」)等、ままならない人生を、月や雪が温かく照らしだす感涙の傑作六編。新田次郎文学賞他受賞。
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私は全く理系の人間ではないのですが、宇宙とか星とかがとても好きで、伊与原さんの作品はそういう「理系じゃないけど宇宙が好き」という人にもとても分かりやすい文章で書かれています。そして、巻末に逢坂剛さんとの対談が掲載されているのですが、そこで「とくに派手な事件があるわけでもないのに、どんどん読ませてしまう」「色恋のこと一行も書かれていないのに・・(中略)登場人物の距離が少しずつ縮まっていく」と逢坂さんが感想を伝えられていますが。。。それー!なんです。無理やり登場人物がくっついたりしないし、全てがうまくいって終わるという訳でもないのがイイ!
JAXAに行ったり、ISSが観測できる時刻を調べて空を見上げた経験があるので「エイリアンの食堂」は特に好きなお話でした。
※しおりの紐が猫にかじられた為短いです。(写真4枚目参照)
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