1/4

リラの花咲くけものみち

¥990 税込

残り1点

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

¥4,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

リラの花咲くけものみち
藤岡陽子

引きこもりだった主人公、岸本聡里が北海道で大学の獣医学生として過ごす6年間に仲間の学生やさまざまな動物、獣医師たちと出会い、数々の試練が訪れる命の現場で少しずつ成長し、強くなっていく姿が描かれる。



NHKでドラマ化され先月(2025年2月)に放送されていた作品です。
私は3話(最終回)しか見ることができませんでしたが、その3話でキャストを見てから原作を読んだので登場人物をドラマのキャストを思い描きながら読み進めました。
私は元々所謂「読書家」ではないので、映像化されたものの原作を読むというところから本を読む楽しさに出会いました(関係ないですが赤川次郎さんの「ふたり」がそうでした)。
本をあまり読まないけど、本を楽しんで読めるようになりたい方はそんな始め方も良いかもしれません。
脱線しましたが、主人公は引きこもりで・・・っていうことなのですが、引きこもるにも理由があって、その気持ちを思うと胸が締め付けられる思いなのですが。そこからチドリというおばあちゃんとの生活の中で自分を取り戻していくのですが、このチドリさん(ドラマでは風吹ジュンさん)がとても強くて温かで・・・小さいのに大きい人なんです。
チドリの元を離れての北海道での学生生活は、初めは本当に心細く、しかもちょっと初心者にはキツすぎるでしょうということも起こったりとかするのですが、一つ一つ乗り越えていく主人公がとても頼もしくなります。
北海道だからこそかもしれませんが、自然の豊かさや草木の描写もとても多くて、身の回りの草木に普段こうやって目を向けていたかなと、そういうことも日々の暮らしを豊かにしてくれるんじゃないかと思わせてくれる一冊です。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (9)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥990 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品
        CATEGORY