1/4

ようやくカナダに行きまして

¥880 税込

残り1点

なら 手数料無料の 翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

¥4,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

ようやくカナダに行きまして
光浦靖子

コロナ禍もようやく落ち着き始めた2021年7月、光浦靖子は日本を出発しカナダへーー。
PCR検査を受けるのにも一苦労。16日間の隔離に始まり、ままならない英語に悪戦苦闘しつつ、語学学校で出会った女王様のようなコロンビア人女性のヘレナや、バンクーバーに住む作家の西加奈子さんをはじめとする日本人ママ友会、名付けて「オバンジャーズ」に頼った引っ越し騒動、そしてカレッジへの道が開けたことなど、新しい世界を知る不安や期待や興奮をありのままの心情で綴る。



もう文章がまんま「光浦靖子さん」の声で脳内再生されます。
先日アナザースカイにも出演されていましたが、カナダって外国人留学生がとても多いそうで、イコール日本人留学生も多い。イコール「ぎゃーーーー!マジで本物だ!光浦だ!光浦靖子だよ!」となってピシャリとNOを伝え気まずい雰囲気になったり、そうかと思えばあっさりと「芸能人」を武器にしたり、19歳のスイス人のクラスメイトにガン無視されたり、仲間と飲んでへべれけに酔っ払ったコロンビア人のお友達の嘔吐で部屋中汚されたり・・とにかく色んなことが起こってます。でも50歳で、一人で、日本を離れて、ゼロから新しい生活を始めて人との繋がりを育んだりされる姿になんだかこちらまでワクワクしてきます。
大人になると段々と、卒なく・・とか穏便に・・とか波風立たせず・・と自分の振り幅を狭めてしまうような気がしますが(そのほうが良いことももちろんありますが)、挑戦してぶつかって、泣きながらも立ち上がる、人とちゃんと向き合おうとされている姿にちょっと励まされる気がするから不思議です。光浦さんて味のある大人だなぁ。そう、味のある大人になりたいと思わせてくれる一冊です。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (9)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥880 税込

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品
        CATEGORY